サーバ運用の際にシステムの状況を把握しておくことは重要です。サーバにアクセスしてtopコマンドやnetstatコマンドでも確認できますが グラフィカルな図でチェックすると時系列での変化が見れて状況が把握しやすくなります。そこでRRDtoolとHotSaNICというプログラムをインストールします。
RRDtool+HotSaNICをインストールすると下記の様なグラフを作成してくれます。さらに一覧から詳細ページへリンクすると分単位の情報を得ることができます。
解析に必要なパッケージをインストールします。
内蔵しているハードディスクの温度を計測するプログラムもインストールしておきます。(HDDが対応していなければ使えませんが)
次にHotSaNICのプログラムを公式サイトからダウンロードします。
ダウンロードするディレクトリに移動(どこでもいいですが)
wgetコマンドにて公式サイトからファイルをダウンロード
ダウンロードしたファイルを解凍
解凍が終わったらHotSaNICのディレクトリへ移動してコマンドを実行し、システムチェックする項目を指定します。 最初は全て選択して後から不要なものを削除していけばいいでしょう。
セットアッププログラムのあるディレクトリへ移動
質問をされるので答えていく。traffic、system、part、sensorsだけYESで十分でしょう。やり直しはいくらでも出来ます。
以降は/usr/local/HotSaNICディレクトリでの作業になりますのでファイルの指定は 相対パス(./setup.plなど頭にドットとスラッシュをつけている)で行っていきます
HotSaNICディレクトリにある設定ファイルを編集します。
上記の./setup.plを実行すれば./settingファイルが作成されているはずです。
WEBDIR="/mnt/www/hotsanic" ←web表示させるためのフォルダを指定
LOGDIR="/var/log/hotsanic" ←ログファイルを格納するフォルダを指定
DTIME="15" ←15分間隔でシステムチェックの更新を行う
IMAGEFORMAT="png" ←Debian Etchの場合は画像タイプをpngに変更する(これを指定しないと画像が表示されなかった)
ハードディスクの温度も確認したいので下記の編集を行います。
./setup.plでsensorsを選択しておけばHotSaNICディレクトリ下に下記ファイルが作成されているはずです。
HotSaNICの設定を編集してhddtempを登録します。
上記で指定したwebディレクトリとlogディレクトリを実際に作成します。
# mkdir /var/log/hotsanic
実際に解析情報を画像化するコマンドを実行します。
これで15分後とにデータを解析してhtmlファイルに描写してくれます 。
# ./rrdgraph start ←プログラムを起動させる(restartで再起動)
このままだとサーバを起動させるたびに./rrdgraph startを再度実行させないといけないので、サーバ起動時に自動起動させます。
rrdgraphプログラムを/etc/init.d/ディレクトリにコピーする
再起動時に自動でプログラムを起動してくれるように設定する
このままだと解析結果が外部に公開されてしまうのでLAN内からのみ閲覧できるように制限します(自宅サーバを立てている場合のみ)外部サーバを利用している場合はApache2側でアクセス制限をかけます。
Order deny,allow
deny from all
allow from 192.168.0.0/24 ←LAN内からのみアクセス許可
</Directory>
![]() | 図解でわかる Linuxサーバ構築・設定のすべて 一戸 英男 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() by G-Tools |